主要設備 — 射出成形機
ガラス繊維70%充填。
その圧力に、耐える一台。
高充填ガラス繊維材は樹脂圧が高く、スクリューやシリンダーに大きな負荷がかかります。当社は主要部品を超耐摩耗仕様に変更した180トン射出成形機を2台保有し、試作から量産まで安定した品質で対応します。
GF70% NYLON 対応
180T — 2台保有
超耐摩耗スクリュー・シリンダー
180T — 2台保有
超耐摩耗スクリュー・シリンダー
日本製鋼所 J130ADS-180U
GLASS FIBER 70%
NYLON 30%
ガラス繊維 — 重量比70%まで高充填
ナイロン樹脂
01 — 課題
高充填ガラス繊維材は、機械への負荷が違う。
ガラス繊維を高い比率で充填したナイロン材料は、通常のガラス繊維入り樹脂と比べて流動時の樹脂圧が大きく上昇します。この圧力は成形機のスクリューやシリンダーに直接かかり続けるため、一般的な仕様の設備では摩耗が早く進み、寸法や品質の安定した量産が難しくなります。
重量比70%というレベルは、一般的なガラス繊維入りナイロンでは対応が難しいとされる充填率です。
02 — 対策・仕様
スクリュー・シリンダーを、超耐摩耗仕様へ。
当社では、高充填ガラス繊維材による負荷に対応するため、スクリュー・シリンダーをはじめとする主要部品を超耐摩耗仕様に変更しました。これにより、長期間にわたって安定した成形が行える体制を整えています。
この仕様変更によって、一般的なガラス繊維入りナイロンでは対応が難しいレベルの高充填材料でも、試作から量産まで一貫した品質での射出成形が可能になっています。
設備名称超耐摩耗スクリュー・加熱筒成形機
メーカー日本製鋼所
型式J130ADS-180U SCサイズ(D40)
保有台数2台
スクリュー・シリンダーなど主要部品を超耐摩耗仕様に変更。高充填ガラス繊維材による高い樹脂圧・摩耗負荷に対応し、試作から量産まで安定した成形品質を維持します。
03 — 成形実績
この設備で成形した部品の一例。
SAMPLE — 01
高充填ガラス繊維材で成形したコネクタ部品。複数点を一体で成形。
SAMPLE — 02
複雑な形状のブラケット部品。高剛性が求められる箇所に採用。